合格不動産のブログ

宮崎は神宮の不動産屋です。明るく楽しくをモットーに、お客様のお役に立ちたい!と、今日も頑張っています(^O^)/

マンション買取について

 買い手を紹介してくれるというマンション、戸建の売却を考えている人なら知っていると思いますが、売却の方法には一般的な「売却」と業者による「買取」の2種類があります。
とくに業者による買取は近年急激に増加しており、インターネットなどで「不動産 買取」や「マンション 買取」と検索するだけで多くの買取業者がヒットします。
 一般的なマンション売却というのは、不動産業者などに仲介を依頼することで、ホームページや不動産雑誌などの媒体を使い宣伝広告を行い、その物件に実際に住みたいお客様(実需客)に売却する形です。しかし買取というシステムは、該当する物件を不動産業者や買取専門業者が直接買取をしてくれます。つまりクルマを中古車屋さんに売却するような物だと考えてください。買取をした中古車屋さんは、その車を整備して買取した金額よりも高値で販売しますよね。この買取というシステムもまさにそれです。買い取ったマンションは、数百万円の費用をかけオール電化や間取り変更などのリフォームを行い、利益がでる金額で売却することになります。例えば1,000万円で買取をした場合、リフォーム費用に300万円を使ったとします。このような物件であれば恐らく1,500万円以上で売却されることになります。
買取を利用する場合のメリットを紹介しておきます。
 買取を希望すれば、後は価格の折り合いをつけるだけです。買取の場合は基本的に現金買取となりますので、早ければ数日で売買契約が成立し、即現金化することも可能です。何も問題がなければ3日~1週間ほどで売買契約が成立します。
 実需客にマンションを売却した場合、売主は瑕疵担保という責任を負わなければなりません。瑕疵担保責任とは、売却後であっても隠れた箇所(雨漏りや配管設備など)に不具合が発覚した場合、「一定の期間内は、その修繕の義務は売主にある」というものです。
 最悪のケースだと売却後に瑕疵が発覚した場合、売主は修繕費として数百万円の出費リスクを背負っているわけです。
しかし、買取であれば買主は不動産に関するプロの業者です。
したがって瑕疵担保責任は免除されることが多いです。
また、業者買取の場合、仲介業者が入らなければ、仲介手数料が無料となります。3000万円であれば約100万円、2000万円でも約70万円の節約になります。
 実需客への売却であれば、購入者が決まるまで何組もの内覧希望者を迎えなければなりません。購入希望者が現れるたびにスケジュールを合わせて内覧のお迎えをするのは結構大変です。仲介による売却であれば不動産会社のホームページに物件情報が掲載されますし、不動産雑誌や新聞の折込広告にも掲載されてしまいます。
 こうなると近隣の方や会社の同僚に知られてしまうのも時間の問題でしょう。買取であれば、ホームページや広告媒体に掲載されることはありませんので、誰にも知られずに売却することが可能です。
 それに買取の業者が査定のために一度内覧に訪れるだけで済みます。売却の費用についても買取のメリットが出る場合があります。
 どのような物件であっても売却する場合には、壁紙の張替え、畳の入れ替え、専門業者によるハウスクリーニングなどの費用が掛かります。
これだけでも10万円~30万円ほどの出費になりますし、さらに大掛かりなリフォームが必要になれば数百万単位の費用が掛かります。
この費用は、実需客への売却の場合はそちらが負担するか相談することも可能ですが、実際には、購入を決めてもらうには、ある程度きれいにして見せることが必要になります。 
 しかし、買取であれば現状有姿のまま売却することが可能ですので、リフォーム費用などは通常一切必要ありません。
 しかし、この売却価格が安くなるという1点が大きなネックとなり、買取よりも実需客への売却を利用する方が多いのも現実です。そして、買取業者への信頼、また買取価格への納得が簡単には得られないということも、仕方のないことかも知れません。
「どれくらい安くなるのか?」というのが一番興味があることだと思いますが、これは業者により違いがありますので、明確にはいえませんが一般的には通常の売却価格の70%~80%程度だといわれています。
2,000万円が相場のマンションであれば買取価格は1,400万円~1,600万円程度が目安でしょうか。この理由は説明するまでもないと思いますが、買取業者はリフォームをしなければなりませんし、それ相応のリスクも覚悟した上で自社の利益を出さなければなりません。
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